テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

日本の大学は大丈夫?

9月24日、オープンソース&リソース研究会にて、オープンソースLMS/CMSについての講演。

Q&Aのセッションで、

Moodleはすばらしい、だって厚生主義だからボランティアでやってくれるんでしょ。」

とおっしゃる。

Moodleは「構成主義」理論の研究家が開発したものだが、社会福祉をやってるわけではない。

「日本の大学はお金がないから、国が音頭をとって無料でサービスされなければ」

と仰る。

しかし、そういうことを文科省がするとは言ってなくて、それぞれ創意工夫をし、

必要があれば費用の補助をしますよ、と言ってる。

国がやってくれるまで身動きが取れないような大学は生き残れないのに、と思う。

オープンソース = 無料でやってくれる

ではなくて

オープンソースは自由に使ったり、いじったり、シェアしたりできるから

制約が少ないところに価値があると思う。

正直時代錯誤な感じを受けた。

また、こうした方が大学教授をしている。

就職指導などまともにできるんだろうか、と心配になってしまう。

もう一方で、企業でオープンソースをうまく取り入れられないか、と考えている方もおられ、

興味深かった。