Debian Sarge, MySQL 5.0.18のセットアップ
Moodle1.6環境をLinuxで作るためにテストマシンを1台セットアップ。ファンがうるさいので換装したい。(ファンを掃除したら少々静かになった。また、余っている静音ファンは大きすぎてMicroATXのケースには入らなかった。)
サーバ用にはこれまで主にFedoraを使ってきたが、頻繁なアップデートとてんこ盛りなパッケージについていくのは大変なので、Debian GNU/Linuxを試してみることに。
DVDでブート、コアパッケージをインストールして再起動すると初期設定やパッケージの導入が始まる。ここまでで50分ちょっと。
最初デスクトップパッケージを入れたがXの自動設定でこけてログインできないので、コアパッケージのみにして再インストールした;-)
sshサーバが最初から起動していたので、PowerBookから接続を確かめてみる。無事に接続。Xも入れてないので動作は軽い。とりあえず、vimをapt-getにてインストール。無事に日本語入力もできる。
- これからすること
- MySQL5.0.18(MySQLの最新安定版)のインストール
- MySQL3.23.xで動いているMoodleやNetCommons, XOOPSの移行テスト
- 文字化けなどしないかを確かめたい。
MySQLの配布元を見たら最新安定版は5.0.18となっているので、わざわざ4.x系ではなく、5.0.18にて試してみることにする。一応、4.x系は4.1.18というのが出ている。移行がうまくいかない場合はそちらを利用することにする。
mysql-standard-5.0.18-linux-i686-glibc23.tar.gz
をゲット。vsftpdをインストールして設定。ちょっとはまる。
local_enable=YES
write_enable=YES
の2行をコメントアウトしないとローカルアカウントで接続、およびアップロードができない。
無事にバイナリをアップロード。
次にバイナリからインストールしてみる。4.1 と変わらなさそう。
#groupadd mysql
#useradd -g mysql -s /noexists -d /usr/local/mysql mysql
#cd /usr/local
#gzip -dc mysql-standard-5.0.18-linux-i686-glibc23.tar.gz | tar xvf -
#ln -sf mysql-standard-5.0.18-linux-i686-glibc23 mysql
#cd mysql
# (DB初期化)
# ./scripts/mysql_install_db --user=mysql
# ./bin/mysqld_safe --user=mysql --default-character-set=utf8 &
# ./bin/mysqladmin -u root password 'hogehoge'
# chown -R mysql data
# chgrp -R mysql data
# ./bin/mysql -u root -p
となり、無事にmysqlクライアントから接続できた。
5.0になり文字コードセットが増えたとのこと。utf8をメインに利用するので支障はない。
それから、できるだけ資源を節約するため無駄なデーモンを止める。
たとえば、
update-rc.d -f lpd remove
単に停止するなら
/etc/init.d/hogehoged stop
とする。
ここで小休止。MySQL5.0については下の本が詳しい。
- 作者: 遠藤俊裕,坂井恵,館山聖司,鶴長鎮一,とみたまさひろ,班石悦夫,松信嘉範
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2006/01/24
- メディア: 単行本
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