この秋は反転授業にチャレンジしてみよう!
2014年8月に「反転授業実践マニュアル」を出版してから、全国各地から問合せをいただくようになりました。
反転授業は、3分程度の動画講義による事前学習と、対面指導を組み合わせた授業の運用スタイルです。欧米を中心に急激に普及しています。日本でも実践者が続々と出てきました。
出版以降、
- Moodleを既に運用していてもっと効率よく運用したい
- 中高で反転授業を導入したい
- ビジネスに動画を活かしたい
という方が増えています。導入サポートの件数も増えてきました。
今月は、10月14日、15日と立て続けにセミナー・ワークショップを担当します。
14日には、新山口駅近くのYICというところに、山口県内の商業高校の先生方に集まっていただいて、反転授業のセミナーとワークショップをします。
15日には、品川CO☆PIT(富士通ラーニングメディア)にて、反転モデルのビジネス利用についてのセミナーをします。もし、ご関心があればFacebookにてお申込みください。
書籍にも書きましたが、世界中でスマホと動画視聴が当たり前になってきました。これまではスタジオや、高価な編集機材がないと、ネット上でビデオを配信することは難しいと思われていました。
しかし、今年に入って、視聴するだけではなく、ビデオを自分で撮影して、オンライン講座を作って稼ぎたい、という相談も出てきました。スマホや、運動会などを撮影するハンディカメラの画質も飛躍的に向上していますので、ネット配信するのであれば、ハンディカメラでも十分な画質が得られます。
配信用のサービスや、オンライン決済も従来よりずっとカンタンになってきていますので、個人や小さな会社でも十分に取り組めます。資金力ではなく、アイデア力の勝負です。
そこで、私もRaspberry Piの入門講座を作成して、オンラインで発売してみました。Raspberry Pi(ラズベリーパイ)は、名刺サイズのコンピュータで、Linuxがカンタンにインストールできて、ロボットカーやクアッドコプターに載せることができます。今は、ロボットカーをスマホやタブレットから操作するプログラムを開発しています。とても楽しいので、近くの中高でもワークショップを計画しています。
Raspberry Pi自体とっても楽しいのですが、オンラインで講座を作成したり、受講申し込みを受け付けたり、ビデオのアクセスを制限したり、とオンラインで講座販売をする方法も、整理されてきました。
来月には、その手順を初心者でもわかるようにまとめたビジネス書を出版します。
ぜひ、みなさんも趣味や自分の得意なことをビデオにして、ネットで販売してみてはいかがでしょうか?
また、課金しなくてもいいので、自分のアイデアを広めたい、という場合にも効果があると思います。たとえば、クラウドファンディング(ネット上で予約販売をして開発資金を集める)などでは、プロモーションのためにビデオは大変重要な役割を果たしています。
まずは、3分動画をスマホ(Movenoteアプリがおススメ)で撮影して、YouTubeにアップロードする練習から始めてみましょう!