テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

Moodle 2.7がリリースされました!

昨日、Moodle 2.7LTSがリリースされました。

LTSというのは、Long Time Supportの略で、3年間はメンテナンスリリースが提供されるので、安心して使っていいよ、ということです。

 

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moodle.orgのMoodle 2.7紹介ビデオより)

 

それから、Moodleは見た目がスタイリッシュでないと指摘を受けますが、Twitter BootstrapベースのCleanテーマが標準となりました。

また、配色などの設定を簡単に実行したり、Attoエディタを導入するなど、劇的な機能追加はないのですが、使い勝手の向上や、パフォーマンス向上に注力したようです。

 

もう学習プラットフォームとしては必要な機能はほとんど実装しているので、これ以上高機能化しなくていいと思います。

 

あとは望むとすれば、後発のMOOCプラットフォームのように、もっと洗練されたシンプルなインタフェースになると、学習者が学びやすくなるでしょう。

 

とはいえ、フルスタックのLMSが無償で手に入り、自由にカスタマイズまでできて、アプリまで作れるなんて、今のところMoodleしか地球上にはありません。

 

Canvasなどもインタフェースは優れていますが、実運用しようとするといろいろな機能がなかったりして、実質的にはプログラマーがいないと手も足も出ません。

 

今年は、Moodleを使って、いろいろなオンラインワークショップを提供していきたいと思います。

とりわけ、反転授業の実践のために、

- 反転授業用のビデオ講義を作成する(PC編)

- iPadAndroidタブレットでビデオ講義を作成する

- LMSでオンライン講座を作ったり、有料講座を運用する

などの講座を提供していきます。

 

これを読んでいるあなたも、ぜひ反転授業や、オンライン講座配信にチャレンジしてみましょう!