テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

MoodleでOCW

とある大学から、MoodleOCWを実施できないか、という問い合わせをいただいた。

OCWは主に使用済みのコースサイトから教材を抽出して、パブリッシュする、というモデルで運用しているケースが多い。

シラバスや課題などのPDFファイル、講義映像などを配信している大学をよく見かける。

たとえば、以前に紹介したeduCommonsなどが利用されている。

しかし、このモデルでは学期終了時にLMSからeduCommons等のコンテンツ管理システムにデータを加工して掲載し直す手間がかかり、運用負荷が高い。

一方、Moodleなどのコース管理システムや学習管理システムは、資料だけではなく、さまざまなインタラクションを含んでいる。

しかし、リソース単位のアクセス制御や、ワークフローなどの機能が標準機能では搭載されていない。

可能なら1つのプラットフォームで授業支援もOCW対応もできると運用が楽になるし、先生も対応しやすくなる。

もしMoodleOCWを実施するとなると、次のような機能を追加する必要がある。

1.リソース単位のアクセス制御
  デフォルトでは、ゲストユーザへのアクセスはコース単位で行い、リソースや活動単位ではできない。

2.リソース単位の著作権処理
  Copyrightなのか、Creative Commonsとそのタイプなどを指定できる。

3.学外の学習者からのフィードバックを得る仕組み
  受講生とは異なるロールを作成するか。
  コメントやレーティングなどができれば、評価の高いコースを紹介したりできる、

などを実装できれば、学外にMoodleサーバ上のコースを公開した場合に先生の負担や、心配を軽減できるのではないだろうか?

もし、ongoingな授業で使用するのが恐い場合は、上記処理をしたコースをバックアップし、OCW用サーバにリストアすれば

心配を軽減できるだろう。

ぜひ、実現させてみたい。

ところで、この研究室では皆MacBook Airを使っていた。

MacBook Proは持ち運びには重いので、ワタクシも軽いのが欲しい。

Amazonだと4万円以上安くなっていて、16万円代で購入できる。

会社の経理担当に交渉してみるか。きっと一蹴されるだろう(泣)

Apple MacBook Air 1.6GHz 13.3インチ MB543J/A

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