テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

『最適モデルによるインストラクショナルデザイン』

Blackboard時代にいろいろお世話になったICUの鄭先生が今年出された本を発見した。

そこで、前回取り上げた書籍と同時にアマゾンにて注文した。

最適モデルによるインストラクショナルデザイン―ブレンド型eラーニングの効果的な手法

最適モデルによるインストラクショナルデザイン―ブレンド型eラーニングの効果的な手法

LMSだけを利用するのではなくて、日常の教育活動と組み合わせたインストラクショナルデザイン

について書いているそうだ。

eラーニングは自学自習にも使えるんだけど、それだけではなくて、

学生のチーム作業の連絡とか、先生とのディスカッションなど

せっかく多くの人がインターネットを使ってるんだから、

コラボレーションやコミュニケーションにも利用した方がオトク。

また、独りで勉強するより仲間がいた方がやる気も続く。

9月24日の研究会では、三井物産からバークレーに留学していたHさんが

ビジネススクールでのこういうオンラインツールの利用経験について

しきりに力説してたんだけど、別にアメリカでなくても日本でもどんどん

使えばいいじゃない、って思う。

アメリカだから進んでるってのも時代遅れ。

積極的にツールを活用する、という面での実行力は遅れをとってるが、

できないわけではない。

韓国の先生方もあまりオンラインでのコミュニケーションが得意じゃない。

その一方で学生さんは1日中メッセンジャーを立ち上げっぱなしで(しかも数種類)

友だちとの連絡を欠かさない。ちょっと中毒気味だ。

遊びの約束だけじゃなくて、勉強するのにも使えるといいんじゃないだろうか。

その辺りを取り上げているかどうかは読んでみないとわからないので、

到着して読んだら報告します。