Moodleの導入が急速に進む?
Moodle導入の問い合わせが今春から急増している。
ブログを更新する時間もとれないほど多忙になった。
特徴的なのは、これまでのように技術的や研究的な関心からではなく、
組織的な導入・実運用を想定した実務的な担当者の方々からの
問い合わせが多くを占める点だ。
日本でもようやくeラーニング的ツールの利用が一般的に
なってきたということなのだろうか。
大学も多いが、企業や各種NPOもある。
導入の理由を聞くと、働きながら勉強している人が増えていて
仕事の後にeラーニング的なツールで学習したい、という要望が
学生から出ているそうだ。そこで導入を検討しているケースが
多く見られる。
また、ビデオ教材ではなく、通勤中に気軽に聞ける音声教材と
プリント資料の組合せがとても好評だ。
ポッドキャスティングの仕組みを使えば、メディアファイルだけではなく、
PDFファイルやオフィスのファイルも自動更新が可能だ。
忙しい社会人にとってはパソコンの前に座って教材と向き合うのは
大変だ。そこで、印刷した資料を見ながらiPodで講義を聴く
というスタイルも有効なのだろう。
ともあれ、本格化してきたeラーニング利用に向けて、サポート体制を
より整えて利用を支援していきたい。