Moodle関連の問い合わせ
無事に外国人登録を終え、一旦日本に帰ってきた。
その間、多くの大学からMoodle導入支援の問い合わせをいただく。
ベーシックな仕組みだけの導入もあるが、おもしろいのはElggによるSNSや
eポートフォリオの連携リクエストがたくさんあること。
それと、某研究機関がMoodle Networkを利用したコンテンツ相互交換のコンソーシアムを
立ち上げるらしく、Moodle Networkを可能にするMoodleサーバ構築の依頼も出てきた。
来年はいよいよMoodleが日本でも急成長するだろうか?
韓国では、Solaris containerを使ってMoodleがスケールできるか?
といった話題が注目を集めている。韓国でも商用LMSが淘汰されていて、
オープンソースの是非について、教育資源省で激しい議論が行われている。
地方の教育委員会は国がLMSを配布してくれることを期待していて、
そのためにはオープンソースで費用を下げることが有効だそうだ。
しかし、世代によるがWindows信奉者もかなりいて、LinuxやMySQLへの心理的抵抗感が
根強い人がいる。一方で、工業大学では.Netではなく、JavaやPHP, Railsなどを教えている
若い先生もいる。日本でもそういう実践的な授業が受けられるといいですね。