テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

試験期間終了

先週から韓国に来て、授業を受けている。

多変量解析、学習心理学、小組織診断、グローバルリーダシップ育成

等の科目がある。多変量解析ではSPSSを扱っている。

学習心理学は、Imprinting(刷り込み)学習についての話だった。

大学院は期末試験しかないのだけれど、学部生は中間試験で忙しそうだ。

邪魔にならないように、おとなしく勉強している。

また、韓国でもオープンソースの利用は着実に広がっている。

統計データを収集しているところだが、Web系の会社ではLAMPが多く使われていて、

全てがWindowsでなくてはいけない、という訳でもなさそうだ。

どうやら世代の違いもある。

30代の職員はWindowsじゃないといけないと言う。

20代の大学生やWebプログラマはどうしてLinux以外のOSを使うのか?と言う。

とりわけ、Moodleの利用が広がっているのは面白い。

韓国のMoodle翻訳者によると本格的にMoodleを導入し、授業に利用しているのは

10大学以上あり、定期的に勉強会(Special Interest Group)を開催している。

ぜひ機会があれば参加してみたい。

最近は、教材リポジトリやElgg(eポートフォリオ)などが注目を集めているそうだ。

それと、Adobe Connectとインテグレーションを実現しているベンダーもいるらしい。

日本での経験と、韓国のインターネット基盤を組み合わせておもしろいことができたら

いいなと思う。

幸い、日本でも海外との提携を真剣に考えている大学も出てきていて、パイロット授業を

やりたい、との問い合わせもいただいている。

西洋ばかり向いていないで、アジアの中でいろいろと知恵や知識の交流ができたら

すばらしいことだと思う。

これからもがんばります。