レンタルサーバに導入したMoodleやXoopsで文字化け
メールで同じ質問がたくさん来る。
お会いした方にもおられた。
『MoodleやXoopsを導入したのだけれど、日本語が文字化けてしまいます。
Moodleは多言語対応しているのではないですか?バグではないのですか?』
というのだが、それはソフトウェアの問題ではなく、あなたの設定のバグである。
そして、そのほとんどが文字コードの設定が合っていない場合に生じる。
Moodleは、DefaultCharsetをUTF8、collation(照会順序)をutf8_unicode_ciとして
データベースを作成する。
これがうまく設定されていないと、ブラウザとPHPのプログラムと、データベース間で
うまく文字データの受け渡しができず、文字化けを引き起こしてしまう。
どこをどうしていいのかわからない方はメールなどで問い合わせください。
もしくはMoodleやXoopsをプリインストールしてくれるホスティングサービスを利用
した方が早いのでは、と思います。
また、そうでない場合には、MySQL 4.1.20以上が導入されているレンタルサーバを選択
してください。【サーバ仕様】などに書かれています。書かれていないようなところは
危ないので止めておきましょう。
それから、メモリ容量も確認しましょう。あまり少ないと一斉アクセスした際に、応答
しなかったりします。自分で運用される場合には目一杯メモリを搭載されることを
お勧めします。イマドキのマシンなら、2GBから4GBのメモリを搭載できるでしょう。
チープなホスティングサービスはたいてい512MBのところが多いです。
Moodleの最新版だと32MB程度割り当てますから、15人くらいで一斉アクセスすると応答が
悪くなります。
これからサーバを導入するなら、Ubuntu Linuxがカンタンでお勧めです。
弊社でも開発環境に使っています。
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