テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

デスクトップLinuxのススメ

ここのところ事務所での仕事には、Ubuntu Linux 7.04を用いています。

標準でIPAフォントがセットされていて見やすいし、

などが問題なくできています。

Vista + Officeのライセンス料があれば、マシンが1台変えてしまう時代ですから、

そろそろLinuxデスクトップの利用をまじめに考えてもいいタイミングになったのかな

と思います。「予算がない!」と悲鳴を挙げている大学ですら、MS社のサイトライセンス料を

何千万円も毎年払っています。

そんなことなら、一括管理も可能なLinux端末を入れて、サポート人員の増強に回すなどの

工夫をすればよいと思います。

「みんなが使っているから」といってウィルスで苦しんだりするのは愚かです。

また、ウィルス対策をしないとかセキュリティパッチをあてない(自動更新)をしないで

Windowsを使っている先生もたくさん見かけます。

データ流出事故などにあう前に対策をしたいですね。

もちろん、学生諸君も気をつけてください。

それから、Linuxを利用するもうひとつのメリットとして、プログラミングやシステム開発

本格的に学ぶ環境を無償で簡単に構築できるというポイントがあります。

今や世界中の企業でプログラマを募集しています。

英語でコミュニケーション(会議への参加やビジネス文書の作成、設計書の作成など)ができて、

プログラミングかセールス等ができれば、どこの国に行ってもやっていけます。

インドや中国、韓国でもどんどんベンチャーが出てきています。

Skypeは東欧で開発していますし、インテルはロシアで研究をしています。

スキルがあれば、海外からの応募も受け付けています。

スキルにモビリティを持つのも、楽しい人生を実現する一助になるのではないでしょうか。

私もそうなれるよう、日々精進を続けています。

コミュニケーション能力 + ITスキル + 専門知識

を併せ持てば、どこでも暮らしていけます。

一緒にがんばりましょう。

まずは、海外でのインターンシップを経験してみるのがいいのでは?

ワーキングホリデーでアルバイトじゃなくて、専門分野でトライしましょう。

苦労すると思いますが、業界を知るにはもっともいい方法です。

気に入ってもらえれば、そのまま雇ってもらう手もあるし。

P.S.
言い忘れましたが、Ubuntu Linuxにはサーバ版もあります。ウィンドウシステムがいらない方は
こちらでもいいです。