テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

無事に帰国しました

14日から19日まで、ソウルと大邱(テグ)という都市で2つの大学を訪問しました。ソウルでは金城学院大学の姉妹校である淑明大学。大邱では、嶺南大学を訪問しました。嶺南大学は、地域のeラーニングセンターとして、近隣の大学や企業にeラーニング実現のサポートを提供しています。学内向けの支援のみならず、外部に対して専門サービスを提供する「稼ぐ部局」なのです。

eラーニングだけではなくて、業務システムやFMC(固定電話と携帯電話の統合)、教授支援センターの充実などがいずれの大学でもしっかり行われていて、充実した教育・学習支援が実現されています。

また、すでに通学制の学生数を、オンライン学生数が上回っていて、社会人が働きながら学位を取るのが当たり前のことになっていました。

一方、大邱では2日間に渡り、通学生の学生さんと研究内容やキャリアマネジメントについてディスカッションしたのですが、こちらもとてもよく勉強しています。研究内容をしっかりと英語で説明できる学生さんもたくさんいて、自分は学生時代には全然できなかったので恥ずかしくなりました。

ともあれ、通学制だろうがオンラインだろうが、しっかりと勉強している人が多いことに感動したのでした。

また、それを支えるビジョンがしっかりしていて、ビジョンオリエンテッドな経営を標榜しています。

失敗するのが恐ろしくて身動きがとれない日本の大学との違いは、技術でも教育工学理論でもなく、

経営者のビジョンやリーダーシップにあるのではないでしょうか?