テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

東海インターネット協議会OSSシンポジウム

名古屋の金城学院大学でシンポジウムが開催された。Moodleの紹介、インストール体験を中心として進行されたが無事に終了。夕方は生協の食堂で懇親会。

https://www.tokai-ic.or.jp/web-content/whatsnew.html

とりわけ、一番目の奥村先生の三重大学におけるMoodle導入経緯や運用の実際を紹介いただいたセッションが面白かった。中でも、セキュリティ面で注意する点について詳細に解説いただいた。私も恐ろしいことをしないように注意したい。具体的には、

Moodleスクリプトの所有者はrootなどにしてApacheのユーザ(www-dataやnobody)は実行権限だけを与える。
MoodleのデータディレクトリはApacheの実行ユーザだけに読み書き権限を与える。Moodleのオンラインドキュメントには時に、"777"のパーミッションを与えているものもあるが、危険なのでしてはいけない。
yum update などで(CentOSFedoraCoreの場合)、常にシステムを最新状態に保つ。

という辺り。

午後にはMac OS X上にMoodleを導入する体験ワークショップを担当した。

MAMPを使って、Panther上にMoodleを導入。途中、午前中のお話の内容も考慮して、MySQLのルートパスワーを変更したら、MAMPのスタートページやphpMyAdminが動かなくなった。スクリプト群を確認すると、phpMyAdminにアクセスするユーザとパスワードをハードコードしている部分を発見した。これを修正するとアクセスができた。混乱された参加者の皆さん、ごめんなさい。

今、Dokuwikiを試していて、うまく動けばこうした注意点などを体系的にWiki上に整理して公開していきたい。このはてなダイアリーなどブログは時系列表示なので、記事が多くなってくると読みにくい(と指摘いただいた)。