テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

K12におけるMoodleとElggの活用

http://stiveshaslemere.com/mgb/bett06mgb.swf

イギリスでは大学でBlackboardやMoodleなどのVLE(コース管理システムをイギリスではVirtual Learning Environmentと呼ぶ)の導入が完了して、現在初中等教育でのVLEの導入が進んでいる、というプレゼンテーション。

翻訳する時間がないのでソースへのリンクを載せておきます。

要点は、

Moodleは科目やクラスの単位のコミュニティを運営するところ
・Elgg(エルグ、と発音している)は、個人の学習記録を蓄積するところ
 ブログやPodcastもできる。Moodleとも連携していることが説明されている。

日本では大学へのコース管理システムの導入が本格的になってきたところである。まだまだ導入期なので混乱はあるが少々時間が経てば一般化するだろう。

昨日、講義中に各自でアイデアをまとめて回収するのにMoodleを利用したが、(先生以外は)苦労せず、効率よく、かつ密度の濃い授業が実現できた。

ツールのよしあしもあるが、教える側の段取りとか、職員の方の協力など、いろいろな要素をコーディネートするチカラが必要だ。

たとえば、昨日伺った大学では、職員の方に非常に簡潔に録音ソフト(ムービーテレコ)の使い方をワークショップ中に説明いただいた。

こういうチームプレイも大切で、教員がすべてをまかなうのはよほど根気がない限りは難しいだろう。

もちろん、先生も置いてかれないように理解していただきたい。