カーネルアップグレードとSATA-RAID
DebianのカーネルをアップグレードするとHDDが認識されずカーネルパニックになってしまう問題の原因がわかった。カーネル2.4と2.6ではSATAドライブの認識の仕方が違うのだ。となると現在のソフトウェアRAIDの設定を変更しなくてはならない。
/etc/mdadm/mdadm.conf
にあった。
2.4では、ICH5に接続したHDDはhdeとhdgとして認識されている。パラレルATAのCD-ROMドライブはhdaとなっている。
- カーネル2.6で起動してHDDの認識状況を調べる。
- その情報を元にHDDを参照しているポインタを書き換える
とするとうまくいくだろう。
いきなり変更してどちらでも起動しなくなると困るので、バックアップをとってから試すことにする。
ソフトウェアRAID コマンド
○RAID 領域の追加
mdadm /dev/md0 -a /dev/hdb1○RAID領域がどうなっているかを確かめる
mdadm --detail /dev/md0○RAID領域がどうなっているかを確かめる
cat /proc/mdstat○mdadm コンフィグファイルの作成
mdadm --detail --scan >> /etc/mdadm/mdadm.conf○mdadm 監視 メール送信先の変更
dpkg-reconfigure mdadm○アレイ中のハードディスクが不良であるとマークする
mdadm /dev/md0 -f /dev/hdb1○ハードディスクをアレイから削除し、別のハードディスクを追加する
mdadm /dev/md0 -r /dev/hdb1 -a /dev/hdd1○ハードディスクを増設し、RAID構成を変更する
dpkg-reconfigure kernel-image-`uname -r`