テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

オープンソースFlash Server Red5 ver. 0.3

Red5オープンソースFlash Serverである。このたび、version 0.3がリリースされた。本リリースからjettyというコンポーネントを同梱しており、Servlet Containerとして機能する。

http://www.osflash.org/red5

Red5を利用すると、Flashクライアントと通信するWebアプリケーションをオープンソースコンポーネントを利用して開発することが可能となる。

例えば、ODEOやAudioBlogで実現しているブラウザベースのサウンド・ビデオのレコーディング環境を提供できる。ユーザはマイクやビデオカメラをパソコンに接続し、ブラウザとインターネット接続があればよい。

これまでだと、Audacityなどでサウンドやビデオを録音・録画し、編集後にMP3への変換(エンコード)作業をしてから、ブログにアップロードする、という一連のプロセスを経てPodcastを作成してきた。しかし、Flashクライアント上で録音や記録・保存ができるようになると、Podcastingを実現する技術的な閾値が一気に低くなり、より多くのユーザにサウンドやビデオによるPodacastingや、教育・指導などへの利用をしてもらうことが可能になろう。とりわけ、語学教育においては威力を発揮するに違いない。

とりあえず現時点ではWindows版のインストーラが提供されているが、Unix版やMax版もリリースされる予定である。開発元のサイトによると、マルチプラットフォームへの対応でリリースを遅らすわけにはいかない、なんとかするのだ。とある。

ぜひ、コースマネジメントシステムや、ポータルシステムに組み込んでみたい。