テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

フェアトレードと知的なエンパワーメント

People Tree社のサイトによると、

フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくるための、対話と透明性、互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。

とある。個人的にとても関心のあるテーマであるが、工芸品を作る、という代わりにインターネットを通じてプログラム開発などの仕事をする、というスキルを伝えられないものか、と日々考えている。

全くオンラインだけというのは厳しいかもしれないが、集合教育と遠隔でのメンタリング(コーチング)などを組み合わせればできなくはないなあ、と思う。ぜひ、少しでもいいので具現化する方法を発見したい。

中目黒にはたくさんの外国人が住んでいて、必ずしも裕福とは言えない国々から出稼ぎに来ている人がいる。よく聞いてみると国立の医科大学や、工学部の電子工学部を出たような優秀なのがたくさんいる。それが経済格差が理由でこんな遠い国にやってきて、本業とは全く関係のない仕事をしているのを見ると、「なんとかしてあげられないかな」って思う。自分がこうして無事に暮らしていられるのは自分の努力だけではなく、たまたま生まれた国の環境がよかったからではないかと自省してしまう。反省していても何の役にも立たないので、ならばそうではない環境に生まれてきてしまった(本人には選択の余地はない)人々が幸せになることに貢献したいと思う。