テクノロジーによる教育支援への挑戦

テクノロジーによる学びの支援へのチャレンジについて書いていきます

UCバークレーのWebCast

http://webcast.berkeley.edu

こっちもやってました。ただし、PodCastingをしている講座は一つだけで、後はWebCastingをしています。

  • WebCasting: 一般的にストリーミング配信なので保存が困難
  • PodCasting: MP3やMPEG4(H.264形式)なので保存してiPodなどで移動時にも閲覧可能

という違いがあります。一昔前まではブロードバンドのインターネット接続が一般的ではなかったのと、バンド幅を無駄に消費しないようにしよう、ということでメディア配信にはストーリミング配信がよい、とされてきましたが、

  • ブロードバンドインターネットの普及
  • iPodなどのビデオ対応

などから、ダウンロード型の配信が改めて見直されてきています。

さらに、単にWebページからダウンロードするだけではなくて、RSSなどのWebサービスを利用することで、ブラウザをいちいち開かなくても自動的に番組(この場合は講座)を購読し、適宜講義のビデオやオーディオをダウンロードし、iPodをつないだ時にシンクロする。そして、通勤や通学時、エクササイズをしている間などに勉強することが可能となったのです。

なんだか面白いことになってきましたね。

一方でコピーライト(著作権)の処理などが面倒なのか、講義ビデオの配信を禁止している大学も多いと言います。ただし、コピーライト処理は手続きさえ踏めばちゃんと対応できますし、フリーの素材もたくさんありますので、今後どんどん講義などを公開して、社会還元という名目の元にうまくプロモーションをする大学も増えるでしょう。

日本の大学でも一部そうした動きが見られます。少子化に伴って学生数が減っている大学ほどこうした工夫をして入学者を魅了する努力が必要だと思うのですが、どうも困っていないところの方がフレキシブルに取り組んでいるように見えます。

ぜひ、あなたの大学でもチャレンジしてみませんか?

もちろん、初中等教育でも十分利用価値があると思います。

一緒にやってみたい方、ぜひご一報ください。

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